カシミヤってなぜあんなにも触り心地が良いのでしょうか。
ウールのニットと見た目こそ似ていますが、ふわふわでいて触り心地も滑らかなのが特徴ですよね。
ニットはカシミヤのものだけを着用したりなど、素材にこだわっている方も多いと思います。
よく「カシミア」なのか「カシミヤ」なのかで争ったりしますが、私はカシミヤ派です。
そもそもカシミヤとは?
カシミア(英: cashmere)は、カシミアヤギ(英語版)から取れた毛、または、それから織った毛織物である。
消費者庁家庭用品品質表示法の表記はカシミヤ。名前は、インドの北部高山地帯のカシミール(Kashmir)地方の古い綴りに由来する。
毛質は細く、柔軟で独特のぬめりがある。保温性と保湿性に優れ、生産量が少ないため、高級素材の代表とされる。
Wikipediaには「カシミア」で掲載されていました。
私は負けません。以後、この記事は「カシミヤ」で統一します(笑)
カシミヤの種類
分類すると、ホワイトカシミヤ・グレーカシミヤ・ブラウンカシミヤなどに大きく分類されます。
その中でも等級が存在し、1等級~9等級まであるため価格もピンキリなのです。
品質は毛の細さ・白さ・長さが等級の基準となり、中でもホワイトカシミヤは不純物が少なく、綺麗に染色することが出来るうえ、品質もカシミヤ界の中でも最高級と言われ重宝される素材です。
ブラックやグレーなど暗めの色はともかく、発色の良い明るい色はこのホワイトカシミヤを用いないと良い発色になりません。
明るめのカシミヤ素材のニットやマフラーを見かけたらそれだけで上質なものという解釈もあながち間違いではありません。
カシミヤ素材のメリット・デメリット
上質な素材のカシミヤですが、やはりメリットとデメリットがあります。
メリット
メリットとしては着用時の肌触りの良さが一番に挙げられます。
やはりデザインもですが、この肌触りの良さは普段生活する上で重要なポイントとなりますね。
また、外気を遮断し放熱を抑えると言う繊維特徴をもっているのもカシミヤ素材のメリットなんです。
熱伝導率の低い空気を多く取り込むことが可能で暖かな空気を内へとため込むので、薄手のものでもかなり暖かさを感じることができます。
デメリット
デメリットとしては極端に水に弱いです。
とても繊細な繊維でできているため自宅で水洗いをすると、毛玉や縮みや色褪せなどのトラブルが起こりやすいというデメリットです。
技術の進歩により手洗いのできるカシミヤなんかも出てきましたが、基本的には水に弱いので雨の日や汗をかいてしまった時なんかは要注意で、きちんと水気を取って乾かしたりと気を遣ってあげなければなりません。
素材が上質なものだけにいろいろと細かなケアが必要になったりとデリケートな側面も持ち合わせています。
カシミヤ素材が人気のブランド
AURALEE(オーラリー)
オリジナルで開発した上質な素材を用いたコレクションを展開するオーラリーはカシミヤ素材の鉄板。
上記カシミヤ素材100%など、デザインの効いた服に飽きた大人たちが求める上質なベーシックウェアにファンも多いブランドです。
YAECA(ヤエカ)
日常の生活に重きを置いたYAECAもカシミヤ素材を用いたアイテムを多くリリースしています。
気兼ねなく着れるYAECAの一枚は生活する上に置いて欠かせない存在になるはずです。
Johnstons(ジョンストンズ)
カシミヤのマフラーと言えばやっぱりジョンストンズ!
無地~チェックまで豊富な色や柄が用意されており、一番人気はこの”スチュワート”という柄です。
顔回りは特にチクチクするものが敬遠されがちなので、カシミヤのマフラーはとても重宝されています。
Faliero Sarti(ファリエロ・サルティ)
ストール・マフラー界の重鎮、サルティです。
良質なモダール素材にカシミヤを混紡した生地などが多く見られ、巻き心地はまさに天下一品!
コーディネートに合わせ、何枚か持っている方やサルティしか巻かないという方も少なくありません!
カシミヤ素材のものはぜひkiittiへ!
もちろんkiittiもカシミヤ素材へのこだわりは尋常ではありません!
査定の際も必ず品質表示タグを確認し、査定額に反映させています。
ここに「カシミヤ100%」の表記がありますね。
一見見逃してしまいそう箇所ではありますが、kiittiではこれを怠ることはありません!
ほとんどのブランドがやはりカシミヤ素材のものがダントツで人気があったりしますので、見た目こそウールのニットと変わらないようなデザインでもkiittiに任せておけば安心です!
今お手持ちの洋服の品質表示タグを確認してみて、カシミヤの文字があったらkiittiに買取を依頼してみませんか?